雲仙温泉の効能
雲仙は、もともと「温泉」と書いて「うんぜん」と読まれていた時代があったのだとか・・。それでその温泉の特徴はといいますと、硫黄を含んだ強い酸性の泉だということですね。日本では「草津」の温泉のお湯とよく似ているということがあります。
雲仙には思い出があって、それは「普賢岳」のことなんですが、山の中から突然火山が噴火してきて大きな火砕流なども発生したことをよく覚えているということがあります。今でも火砕流では画像をみると恐ろしいですよね。しかし、それ以前に長崎を旅行していたわたしは、ドライブの途中に「雲仙の山は温泉が多いのだけれど山の中からひょっこりと温泉や火山が噴火することもあるかもしれないね」と冗談めかして言っていたことを覚えていたのでした。
その後テレビで、普賢岳が噴火したというニュースを聞いて驚いたことを覚えているのです。温泉はありがたいですが、映画でもないとあのような怖い画像は見たくはないですよね。さすがになぜ温泉地には、「なんとか地獄」などと呼ばれる怖い地帯があるのかがわかったような気もする次第です。
硫黄の温泉は、殺菌効果があるということで、湿疹やしもやけ切り傷、そして皮膚病などに効果があるといわれます。肌もきれいになると評判でリウマチや糖尿病、神経痛、筋肉痛、関節痛そのほかにも疲労回復や健康増進などに効果があるといわれますが、普賢岳のことから観光客は減ったのか増えたのかわかりませんが、温泉に入るのにも命がけだということもありますよね。
それで、温泉は旅館によって、温泉が透明であったり白く濁ったりすることがありますが、どちらも効能は変わらないということがあるようです。白く濁って見えるものは、硫黄を含んだ「鉱泥」というものです。配管で引き湯をすると流れてきます。
また、だれでも温泉に入ってもいいということはなく、急性疾患、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性疾患、高度の貧血、その他病勢進行中の疾患、皮膚・粘膜に特に敏感な方は、温泉を避けた方がよさそうですね。
そういうことで、雲仙には「温泉地獄」といわれるところがあって、温泉の噴気に包まれた場所があるということです。「地獄」といわれる高温の温泉と噴気が激しく噴出している場所は、雲仙の古湯と新湯の間の白い土に覆われた一帯にあるということです。
雲仙地獄といわれるそのエネルギー源は、橘湾の海底のマグマだまりだということですが、高温高圧のガスが岩盤から噴出してきて高温熱水になるということで、地下のガスとまわりの山の地下水が混ざって生成されたものだということです。
温泉好きな人では、この熱水が吹き上げて硫黄の匂いがただよっていることで「はじめてめて温泉にきた」ということを実感する人も多いのではないでしょうか。湯の花は地表面に析出するのが特徴で、地獄の噴気孔のまわりに白色や淡黄色の湯の花がみられるということです。